ABOUT
記憶に残る時間
記憶に残る”もの”を作るとともに、お客様と一緒に記憶に残る”時間”も一緒に作りあげられたら……TIDはこのような想いで活動を始めました。
なぜ記憶にこだわるのか。
それは、自分の大切にしているものの多くが、記憶や思い出に残るものだったからです。
こだわりの詰まったものや、友人がおすすめしてくれたもの、ショップスタッフさんとの会話―― 人と人とのつながりは、大切な思い出そのものであり続けています。
それは、SNSやインターネットが普及している現代でも変わらず、きっとこの先どんな時代が来ても変わらないことでしょう。 デザインやサービスを通して、お客様の記憶に残り、これからの時間を楽しんでいただけるようにTIDは、未来のためにできることを考えて活動していきます。
朧げながら残っている、写真のような幼少期の記憶。
そのような活動を目指して、ひとつひとつ記憶を積み重ねていきます。
積み重ねる
ブランド名の『TID』は、デンマーク語で「時間」を表します。
夜の時間が長いデンマークでは、「hygge」という大切な人と語り合う文化があります。
そのような時間を、活動を通して作ることができたら……と願いを込めて付けました。
お客様にとって、ふとしたときに思い出し、勇気づけられるブランドになることができれば幸せです。
また、ロゴマークの中にある「+」は、時間や記憶、経験を積み重ねるといった意味をこめています。
お客様やTIDに関わる方々が満ち足りた気持ちになり、楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。
日本の職人文化
パンデミックや社会情勢の変化、人口の減少など、日本の置かれる状況は今後も変化していくでしょう。
改めて、モノづくりの現場に関わると、それらの問題は随所に影響を与えていると思います。
しかし、日本のきめ細やかな職人の技術、細かな配慮、機微なコミュニケーションを通して創り出されるものは、素晴らしいものばかりです。
その文化を尊び、今後も日本のモノづくり文化を守っていきたいと考えております。
photograph : Suishu Ikeda